ピックの持ち方がわからない?たかがピックの持ち方、されどピックの持ち方!

ギター奏法
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独学ギタリストのみなさん!おんでやんせ~♪みんなギタってますか〜?♬

みんなはギターを何で弾いてる?クラシック系の人は指が多いよね。ロック系はピックがメインかな。最近はサムピック(親指にはめるピック)&他の指はフリーとか、指だけでロックやフュージョン系を演奏するプレイヤーなど、ひと昔前に比べるとプレイスタイルの選択肢が増えた感じですね!

それでもまだまだピック人口の方が圧倒的に多いギターですが…ピック、上手に持ててますかー?

てすか。
てすか。

癖づいてしまってから矯正するのはすご~く時間がかかる!時間は有限!!「ピックの持ち方」は要見直しポイント!!初~中級者のあるある問題なので確認してみよう!時間の惜しい人は【ピックの理想的な持ち方】だけでも見てね♪

そもそもピックの正しい持ち方はあるのか

ぶっちゃけ、正しい持ち方はない!!が、理想的な持ち方はある!

例えばですが、エディ・ヴァン・ヘイレンの親指と中指持ち、カルロス・サンタナの3本指持ち、マーティ・フリードマンの真似できないような持ち方(どちらかと言えば手首?)…名だたるギタリストの中には、一般的には「変な持ち方」をしているギタリストも少なくありません。

でも、持ち方間違ってますよ〜なんて言える?言えないよね、ギターヒーローじゃん!(知らない人は是非動画観てみてね!新しい世界が開けるかもよ!)
こういったプレイヤーは『行き着いちゃった人』なんですよ。

THE☆個性!そしてお上手です…!

じゃあ正しい持ち方はないし、変な持ち方で弾ける人もいるなら、何でもいいじゃんって思った人は、それはそれでいいと思う。
なぜなら、多分そういう人は「ピックの持ち方」なんて具体的に気にならないし、気にしない。そもそも検索しないでしょう(笑)

しかし!せっかくここを見てくれている人たちには声を大にして言いたい!!わざわざ後々苦労する可能性のあるフォームを今から習得する意味ってありますか?そのフォームで弾けるようになるメリットってあるんですか?

いや、ないでしょ!!Σ(・ω・ノ)ノ!はっきりと言っておきますが、ピックの持ち方に限らず

フォームは上達速度に直結します!!

悪いフォームは上達の妨げにしかなりません!!

楽しく弾きたいギターが!ピックをしっかり持てないだけで!弾けなくてつまらないものになるんです!!だからこそ、ピックはちゃんと持てるようにするべきなんですよ!!!

ハァハァ…熱くなってしまいましたが…(;´Д`)
な~の~で、理想的な持ち方で練習していきましょう!って話です。

理想的なピックの持ち方とは

音が出れば何でも良いなんて言う人もいますし、確かに適当に弾いても弦が揺れさえすれば音が鳴るわけなんですけども…

「何でも良い」が一番困るんだよね。「何食べたい?」「何でもいい」…この会話、主婦(夫)もカップルもみんな口を揃えて嫌がるんだから(笑)

さてさて!じゃあ理想的なピックの持ち方とは!?って話なんですが、長くギターを弾いていると【理想のピッキング】って出てくるし、それは人それぞれ違うと思うんですが、最低でも以下の4つはおさえておいた方がいいと思うんですよ。

①ピッキングコントロールの自由度

ギターはピックの当て方によっても音像が変わり、聴こえ方も弾きやすさも変わってきます。

自分がどういう音を出したいのか、どういうフレーズが弾きたいのかによって対応できると演奏の幅が広がります。

そういった意味で即座に順アングル・平行アングル・逆アングルや、浅く持つ・深く持つを切り替えることが出来る持ち方の方が良い!

まぁアングルは絶対ではないですが、ピッキングハーモニクス時や、単音弾きとカッティングやコードストロークの切替では必要ですね!

また、手首だけでなく、指先を利用する『屈伸ピッキング』も使用するようなら、尚更親指と人差し指の自由度は必須です!

②中指、薬指、小指の自由度

いやもう本当にぶっちゃけ、ひと昔前までのロックやポップスのフレーズや弾き方って、どちらかというと発明段階で、使い方が今となってはシンプル寄りだったんですよ。

ライトハンド奏法なんかは良い例かもしれませんね。(ちなみに『生みの苦しみ』が一番大変だと思っているので、奏法を生んでくれたプレイヤー方に尊敬と感謝の念はあっても馬鹿にする気持ちは一切ありませんので悪しからず!)

それと比べると昨今は進化段階。

ギターフレーズでは、上に挙げたライトハンド奏法の幅もどんどん広がり、チキン・ピッキングやハイブリッド・ピッキングなどの、いわゆる「中指や薬指も駆使する」ピッキング技術も目にする機会が多くなってきました。

そんな中で、ピックを持たない指が使用できない持ち方ではもったいない!

それこそ、これからギターをはじめる人や、ピッキングを見直そうと思っている人は、せっかくなら先を見据えた理想的なピックの持ち方をするべきでしょう!!

③脱力

これはもう耳タコレベルで言われます。そのくらい最重要項目なのは間違いないでしょう!

とはいえ、完全な脱力状態ではピックを持つことも、ましてやストロークすることもできないので、脱力しっぱなし~は無理です。

かといってピックを落とさないようにガチガチに力んでしまうと、弦移動がうまくできなかったり、音がバチバチと汚くなったり、他の部位…それこそ反対の手までも力みが発生して運指の妨げにもなってしまいます。

『必要最小限の力を必要最低限の場面でいれられる』ことが重要。

④良い音で弾ける

③の脱力以上のスーパーウルトラ最重要項目でしょう!

良い音っていうのもそれぞれかもしれませんし、ギター本体やシールド、アンプ、EQなど様々なものにも左右されるのは事実。それはそれで別に勉強が必要。

ですが!敢えて悪く言いましょう…それらはアクセサリーだ!!誰もが羨む超高級車に乗っていても運転が下手ならその車乗りたくないよ。ポテンシャルも引き出せない。

音を出す楽器なんですから、『良い音』ここは外せない!

以上、特別な条件はなく至ってシンプルですが、『しっかりと脱力ができて、その他の指がフリーで、ピッキングコントロールがしやすく、良い音で弾ける!』これが理想です!!

今の時代、「ピックの持ち方」って検索すれば簡単に出てきますよね。中には『これが正しい持ち方!』って書いているものもありますが…ありますが!!

指や爪の長さも形も大きさも、柔らかさも神経も、み~んな一緒なんてことはない!!Aさんに合う持ち方がBさんにも合うとは限らない!!

なので、自分の【基本形】を知ることが大切なんじゃないかと思います!!

ピックの持ち方 ~自分の基本形を知ろう~

前置きはこの辺で、ではピックの持ち方!いってみましょ~♬(見やすくするため透明なv-pickを使用。手元にSMALLしかないので小さめのピックです(・Д・))

【基本形】の作り方

手を下に向けて、プラプラ脱力状態にする

お化けみたいにプラプラ〜っと

ここでしっかり脱力ができているかなんだけど、脱力って意外と難しいんだよね(^^;)ひとまず手首から先をプラプラさせて、現時点で出来る限りの脱力をしよう!

初心者のうちは脱力の感覚が本当に掴みづらいです。弾いていく内に、より抜けるようになるし、手首も柔らかくなってきますので、頻繁に見直しをしよう!

ちなみに手首のストレッチをすると脱力もしやすい上、柔らかくなってくるので一石二鳥よ♡

力を抜いたまま、手のひらを返すように前腕を回転

ふわっとした形になるよ!

この時、親指はどこの位置にいっても気にしない!親指はあとで調整(^^♪

そんなことよりも、自分の「今の脱力状態」で出来上がる”ふわっ”とした形を実感してください!

指の柔らかさや脱力具合で、当然私と同じような形にならない人もいるでしょう。でもそれでいいんです。出来上がった形があなたの【脱力した基本形】

力がはいってしまったときに脱力のできているこの【基本形】に戻せるようにしていきましょう!ヾ(≧▽≦)ノ

人差し指について

ピックを置く位置

爪と指の腹の間あたりにピックの重心を置く

何とも表現が難しいところ…

こんな感じ!

普通のティアドロップ型ピックなら、ピックのお尻が第一関節手前くらいにきます。

ちなみに、ピックのどの位置を置くのかと聞かれることがあります。

【ピックの重心で】置く、という話をすることが多いのですが、点で置くって表現が非常に曖昧です(;´Д`)

ここもまた出したい音によるので「正解」っていうのはないのですが…

大体目安として《親指から見てピックの先端が5mmくらい出る》と思ってください。

また、よく人差し指を「軽く曲げる」とか「深く曲げる」とか言われるものがありますが、意識して曲げないでください!

【基本形】の段階で人差し指がカギになる人はそれでいいですが

そうじゃない人は、そこから更に内側にかぎを作るように曲げようとするのは人差し指だけでなく、それ以外の指の力みにもつながるのでNGです!

親指について

親指の役割

親指はピックが飛んでいかないように上から挟むだけ。いわば『グリップ』の役割。バスケットボールで言う「左手は添えるだけ」に近い感覚です。

グリップの役割なので、それが果たせないような持ち方…例えばOKサインみたいに、指のつま先付近で挟んでしまうと不安定な上、ピックを飛ばすまいと親指に余計な力をいれてしまうようになります。

また、ピックは親指とほぼ垂直に出るようにピックの向きを調整しましょう!

また、先程も書きましたがピックは《親指から見てピックの先端が5mmくらい出る》ようにします。

ピックの先端は親指からほぼ垂直に出る!

その他の指について

脱力したところから手を作っているので、勝手にフワッとした形が出来て上がっているはず!

実際に弾くときは、人によって小指が弦に当たらないように…など多少調整をしないといけないかもしれませんが、出来上がった形から必要以上にギュッと手を握りしめたり、指をピンと伸ばしたりはしないようにしましょう!

ピックを挟んでいる指以外は、今後ミュートなどに総動員します!!(`・ω・´)

組み合わせる

フワッとした手の形、人差し指、親指、その他の指、すべてを組み合わせると…

表側

裏側

小さいピックなのでかなり人差し指の先端によってしまっていますが、一般的なティアドロップ型のピックならピックのお尻が第一関節手前くらいにまでくると思います!

ピックを持つ深さ

ちょっとプレイスタイルにもよる難しい問題ですが、基本的にピックの先端は上にある写真くらいは出しておいた方が良いです。大体5~8mmくらいが目安ですかねぇ…

速弾きを練習しようとすると、ピックが引っかかることをきっかけに、自然とピックを深く持つ(先端を短くする)人が多いと思います。

しかし!先端が極端に短ければ当然、ピックは弦にかする程度になりアタックが弱くなるので、肝心要のダイナミクス(音の強弱)をつけづらくなる!

速弾きを主体とするプレイヤーはピックを深く持つことが多いのは事実ですが、常に深く持っているプレイヤーは少ないです。

ただただ速いだけのフレーズなら常にピックを深くもっていても良いかもしれませんが、そんな曲世の中に多くないです。

どうしても、比重としてはコードやカッティングなどのバッキングが多くなる。どちらが基本かは一目瞭然でしょう!

それこそ!恐らく現在日本トップの速弾き名人・大村孝佳さんは、速弾きの時もピックの先端を出し、かなり深くピックを当てていますが、ダイナミクスもスピードも音像も異常。化け物です!

【良い音】で弾くためには、ピックの弦に当てる深さというのも極めて重要なんです!

ピックの引っかかりは、ピックを深く持つことが一番簡単な解決方法かもしれません

が!!

それ以外の解決方法もあります!むしろそっちの方が大事になるのですが、それはまた別記事でご覧ください!

なんでピックの持ち方が上達に影響するの!?

ピックの持ち方っていうのは、いわば『フォーム(姿勢)』です。

例えば野球のピッチングでも無理なフォームで投げていると肩や肘を壊すよ~とかよく聞きます。野球に限らずだけどね。

しかも矯正するのにはかなり時間がかかる。

ギターでも一緒で、変な持ち方をしていると、例えばピックがずれないように!って余計に力をいれてしまいやすい。

そうすると今度は連鎖的に手首もガチガチに固まってしまい、その上、前腕や肘もうまく使えなくなってしまう。

人間の体って繊細で、ほんとちょっとのことでうまく稼働しなくなるんだよ。姿勢よく椅子に座ったまま、他人からおでこに人差し指を当てられるだけで立ち上がれなくなるような。

ピックのような薄いものでも「つまむ」動作をするだけでピックを持ってる指はもちろん、他の部位にも力が入っちゃうんだよ。

それに何度でも言うが、癖っていうのは矯正するのにすご~く時間がかかる!ぼく自身、姿勢も猫背で、悪いピックの持ち方をしたまま長期間練習していたせいで、矯正にはかなり時間がかかったんだよね(;´・ω・)

何より矯正の練習は楽しくない!つらい!!

ピックの持ち方に関する考え方

ピックの持ち方は本当にほんとうに大事!なんだけど、やっぱりギターは感覚味の強い楽器。

弾きにくいフレーズやピックがずれるなどの悩みが出るたびに、「ピックの持ち方」ばかり注目していると本当に泥沼にはまってしまい、別の問題点が見えづらくなってしまうこともあります!

なので、私としてはこの「ピックの基本の持ち方」を土台にして、他の部分を見直せるようになる方がスムーズに【問題→解決⇒上達】につながると思っています!

まとめ

ピックの持ち方は非常に悩ましい問題ですが、ず~っと悩んでいても先に進めないし楽しめない!

【基本形】を早めに掴んで、どんどん弾くことの練習をしていきましょう♬

てすか。
てすか。

たかがピックの持ち方、されどピックの持ち方!

基本的な持ち方をしっかりと体得して、応用のきくピッキングを目指していこう!

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